深海2017に行って来ました。
というわけで、上野の科学博物館でやっている深海展「深海2017」に行って来ました。
いや、最初割と素で、「何故2017メートルという中途半端な深さなんだ?!」とか思ってしまいましたが、まあ、多分「しんかい2000」のせいですね。
平日でまだ夏休みに入っていなかったので、空いているだろうと思ったのですが、意外と混んでいましたね。
これ、夏休みに入ったら、しかもそれが土日だったらどうなるんだ・・・
4年前にも科博で深海展開催しましたが、あの時は私は何を考えていたのか、夏休みの、しかもお盆の、土日に行ってえらい目にあいました。
朝早く行ったのに、チケット買うだけで1時間並びましたね・・・・
まあ、コミケよりはマシなどと言いながら、並びましたさ・・・
でも、肝心の内容を全然覚えてないんですよねえ。混雑がひどかった、ということしか覚えておらず・・・(´・_・`)
今回はゆっくりパネルを読む時間もありましたし、人でぎっしりというほどでもなかったので、
展示物もちゃんと見ることができました。
最初はNスペで放映した光る生物の展示がメインで、ここは多分一番キャッチーな部分でしょうね。
それから、南極とかのコーナーになって、ダイオウホウズキイカの足の標本とかありました。
足だけです。いや、そもそも標本自体が世界でもそんなにないんですよ・・・
なので、足だけでもかなり貴重。
いや、それ以外にも色々あったんですけど、ダイホウホウズキイカ好きとしてはそこに着目しないわけには・・・・( ´ ▽ ` )
とりあえず、ずっと気になっていた、ダイオウホウズキイカの吸盤のところにあるかぎ爪がどのように生えているのか確認することができたので、満足しました。(マニアックな・・・)
そこから、だんだんどうやって探査するのか?という話になって来て、
前にちょっと話題になった「江戸っ子1号」とかありましたね。
江戸っ子1号について語ると長くなるのでこちらを参照ください
http://edokko1.jp
江戸っ子1号、11000メートルまで潜れるんだ、初めて知った・・・
ちなみに、11000メートルまで潜れる探査機はあんまりありません、歴史上でも5機しかなく、唯一残っていた「ABISMO」ですが、そのビーグルの後継機「UROV」が試験中に壊れたらしいのでつまり今はマリアナにいける機械が一個もないということか・・・
今まで一番深く、マリアナ海溝の最深部まで潜ることができたのはJAMSTECが持っていた「かいこう」という無人探査機ですが、探査中にケーブルが切れて失われてしまったそうです。
「ABISMO」はその「かいこう」の後継機です。
話が脱線しましたが、江戸っ子1号かー!と感動しつつ、次のコーナーに行くと、今度は
私が愛してやまない「ちきゅう」のコーナーになってました\(^o^)/
前の展示の時はしんかい6500ばっかりでちきゅうはほとんどなかった気がするんだ・・・
と、言いつつ、ちきゅうの模型も地球のドリルも見飽きたぜっていうぐらい見たし、
別に内容も漫画書くときにイヤってほど調べたぜ!って思ったので、あまり滞在しませんでした・・・^^;
そういえば、ここに私が仕事で描いた図が二つほどあり、嬉しかったです。
図録にも載ってます。
と、いうか私の描いた図をまだ残していてくれていたんだね・・・
最後にミュージアムショップで深海グッズを物色しつつ、結局図録だけ買って来ました^^;
いや、なんというか、最近は可愛いグッズ見ても、自分で作りたい!ってなってしまうんですよね・・・・
そういえば、マグカップ壊れてしまったから、ダイオウグソクムシのマグカップ作ろうかなあ・・