漫画をアップしました。
2012年に書いたものですが、pixivにアップしてあった漫画をこっちにもアップしました。
しんかい2000が「えのすい」に移転される時の話をかなり感傷的に書いて見ました。
しんかい2000はしんかい6500の前身で、2002年まで運用されていたそうです。
しんかい2000が残した功績は大きく、その映像やデータはJAMSTECのHPのデータベースに色々と載っています。
JAMSTECのインタビュー記事によると、えのすいに引き渡す直前まで整備を続けていたそうです。まだ普通に動くという話も聞きました。
と、言ってもしんかい6500ですら建造からすでに27年だか28年だか経っていて、はよ後継機作らなやばい状態なんですよね。
次は地球の一番深いところまで探査できるように「しんかい12000」をつくる予定で、
やっと着手し始めたようですが、開発には10年かかると聞きました。
まあ、ロケットもそんなもんですしね。
しんかい6500が過労死する前に完成するといいなあ・・・
前に人工衛星「だいち」の停止から「だいち2号」の打ち上げまでに間が相手観測に穴が空いた事があったけどそういう事がないようにしてほしいですね。
っていうか「だいち」は寿命が5年という設計だったのに後継機の打ち上げがその2年ごとか、ちょっと計画自体に無理があったんじゃないですかねえ・・・・と思ったり。
確かに、設計寿命よりはるかに長く生きている衛星いっぱいありますけどね。それをあてにして計画するのはどうなのかと思いますね。
まあ、しんかい6500の後継機がいままで作られなかったのも、衛星の打ち上げ計画がおかしいのも、全て「お金がないから・・・」なんですよね・・・
金がすべてではないが貧乏は悪である・・・
ああ、そうそう漫画ですが、
この写真を見て反射的に書いてしまいました。
http://www.jamstec.go.jp/j/hot_pictures/?257
後ろの6kがなんか見守っているみたいに見えて・・・(;_;)
ちなみに2kとはJAMSTECの中の人のしんかい2000の略称、6kはしんかい6500の略称です。
しんかい12000はすでに12kと呼ばれています。
ちなみに漫画の中に出てくる「なつしま」とはしんかい2000の支援母船でした。
しんかい6500の支援母船は「よこすか」
しんかいは自力で潜って行けるわけではなくて、船で目的の場所まで行き、そこから下ろすのです・・・
「なつしま」はしんかい2000が引退した後はハイパードルフィンという無人探査機の支援母船になりましたが、2016年に退役しました。
なつしまの名前の由来はJAMSTECのある場所の住所からだと思われます。